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コラム

2024/11/19
【異例】自転車で信号無視の10歳児が車と衝突「過失割合100%」

こんにちは、山本です。

皆さんの日常生活に潜むリスクの中に交通事故がありますが、従来の常識を覆す事例がありましたので、共有させて頂きます。

2023年3月時点、日本損害保険協会の調査によると、群馬県の自転車保険(個人賠償もその一つです)の加入率は、73%となっています。
ご家庭で加入されている火災保険、自動車保険の加入内容を確認をすると安心です。

【事例のご紹介】
10歳児童が自転車で信号無視。車と衝突し、過失割合100%。修理費用を巡る訴訟で、このような判決が下されました。

通常ほとんどの交通事故では、加害者だけでなく、被害者にも事故発生の原因となる落ち度や不注意などの過失が認められます。現在、裁判所や弁護士、保険会社では、裁判官や弁護士によって作成された過失相殺基準に基づいて過失割合を決めており、今回の事故に当てはめると「自動車80%:自転車20%」とされています。

しかし今回は、①車は徐行していたこと②自転車は赤信号の確認、徐行をしなかったこと③車からの見通しが悪く、自転車が飛び出してくることを予見できなかったこと、などが考慮され、自転車の過失100%と認定されたようです。

【保護者の賠償責任 どう回避するか】
・家庭内で教育すること
・まさかのために「個人賠償責任保険」で備えること

第一に、家庭内での教育が不可欠です。免許制度の無い自転車では、自動車のように運転技術や知識を高める機会がありませんから、家庭での教育に委ねられてしまう現状があります。皆様のお子様の命を守るすべでもありますので、既に十分かと思いますが、より一層ご家庭で指導して頂くことが何より大切だと考えます。

万が一事故が起きてしまった場合のために、「個人賠償責任保険」というものがあります。個人向け火災保険や自動車保険の特約として付帯することが一般的で、日常生活において第三者の身体や財物に損害を与えてしまった場合の賠償責任を包括的にカバーすることができます。今回のような自転車事故においても、相手自動車の修理費用を補償できる場合がありますので、備えておくことで想定外の出費を抑えることが可能です。

気になる方はご相談くださいませ。

2024/10/9 ご挨拶

こんにちは、責任者の山本です。

ぐんまセントラルでは、弊社HPをご覧頂いた方向けにお役立ち情報や、弊社をより知って頂くことを目的として、コラムを通じて発信をさせて頂く運びとなりました。

手作りの発信ですから拙い点もあるかと思いますが、HPへお運び頂いた方が何かよかったなぁと思って頂ける様に精一杯努めさせて頂きます。

発信を楽しんで参りますので、今後ともご贔屓にお願い申し上げます。